誰かを頼ることはよいことだ。個人の能力でできることには限界があり、個性によってその得意分野も異なるのだから、相互互助によって各人の欠点を補填することは目的を達成するための方法として自然である。誰かを敬うこともよいことだ。こうした相互原理は…
自らが従うべきと信じる規範を権威的な存在者の意向として対象化することは、都合の悪いことをその存在者のせいにできてしまう余地があるという点で不健全ではなかろうか。ならば、心の中の法廷で審判を下す裁定者としての「見守る神」もまた、実は心の外に…
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