とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

雑記

ほとほと

自分のバカさ加減に呆れ返るばかりだ。なぜこうも飽きもせずに初歩的なミスを繰り返し、しかもそのことに気づきもしないのか? どうしてこんなに絶望的に視野が狭く、頭でっかちの石頭で、理解力も応用力も実行力も乏しいのか。一番の問題は、この救いようの…

冷血

折に触れて、自分は冷血な人間なのであろうという自覚を持ってきたつもりではあったが、親に直接お前はそういうやつだろうからなどと、その冷血さを前提にした発言をされてしまうと、やはり心にくるものがあるな。もちろんそれは単なる事実で、俺がそういう…

E3覚書

この前のE3で発表されたタイトルの中で個人的に気になったのは「MGSVTPP」と「Dark Souls III」、そして「人喰いの大鷲トリコ」の3作だった。まぁ正直なところ、メタルギアはやれればやってみたい程度にしか考えてない。青春まっただ中にプレイしたMGS1〜3に…

持たざるを嘆かず

たとえそれをそれと明示的に名指すことができなかったとしても、ある種の情感を伴った経験の存在を理由に、あるものをよいといいまた悪いと評することは日常よくある行いである。価値判断を行う対象に対して、的確で論理性を持った言語表現を当てはめること…

漏言舌禍を招く

気に入らないこと、思想信条に合わないこと、不義の横行にしか思えないことを見聞きしたとき、大抵の、つまり道徳的に慎重でない人たちの多くは、彼らの「正義」にそぐわぬ不埒な連中を大きな声で口汚く罵る。彼らの大半は、しかし当然ながら当事者ですらな…

狂気と獣

狂気といって何を思い浮かべるか? たとえば目を背けたくなるような猟奇。熱い血に濡れ、荒い息を吐き、屍肉のこびりついた刃を振るい、人体とその尊厳を同時に斬り刻むような凶行は、確かに狂気に属する。あるいはそれを人は「獣」のごとき振る舞いであると…

鳶は鷹を孕まない

自らの手になる仕事が形を得て世に出るのは喜ばしいことばかりとは限らない。しばしばそれは子を産み育てる親の立場に比喩される。だがその実その喩えは成り立たない。子どもであれば親はその誕生を喜び祝う。たとい望まれぬ醜い庶子であっても、その生誕は…

その勝利を悼む

神とは元々「呼びかけにこたえるもの」であったという。しかし、それは神が神々であった頃の話であろう。いま神が民族宗教の小さな主から世界宗教の大きな主となっているとすれば、神は「呼びかけにこたえないもの」でなければならない。被造物の可能性を制…

愚痴りたくもなる

艦これ最終話、一言でいうならヒドかったな。確かに今までの出来からして色々お察しではあった。それでも、終わりよければすべてよしの精神で最終話ぐらいはそれなりの仕上がりにしてくれるかとも思ったんだが、有終の美を飾るというわけにはいかなかったよ…

俺のダメ絶対音感も限界と見える……

すげーいまさらだがダークソウルのロートレクの役者さんはデモンズ/ダークソウルのパッチと同じ人らしい。まじかよ……いわれて聞き直してもまだ実感できんわ。高音と低音で真反対の声だし。ちなみに役者さんの名前はWilliam Vanderpuyeでロンドン出身の人だ…

不死の呪い

閉じた瞼はこじ開けて、眼窩の縁に縫い付ける。 冷えた躯は晒しでくるみ、湯釜の中に放り込む。 絶えた鼓動は肋を開き、電池につないで動かそう。 垂れた手足は添え木にくくり、吊るした糸で操ろう。 さぁ、息を吹き返せ! 何も失われてはいないのだと胸を張…

慙愧

他人に誇れるようなことをしろとはいわない。せめて他人にいえないことはやるなといいたい。常日頃から善良であれとはいわない。せめて自ずから悪事に走るなといいたい。最も出来のいいものばかりを差し出せとはいわない。せめて後ろ暗い行いに親しむなとい…

同じことではあるけども

MathJaxを用いて表示されている数式を右クリックし、メニューから「数式の設定」→「すべての数式の倍率を変更」を選び、本文の文字に対する比率を入力すれば、数式の大きさを変えることができる。デフォルトの設定では若干数式の方が大きいような気がするの…

僥倖に窒息する

身近に何かに秀でた人がいることは幸福なことであり、同時に不幸なことでもある。目近でその辣腕が振るわれる様を見られることは単純に眼福であるが、翻ってその才気のほとばしりは、凡庸非才極まりない我が身の虚しさをまざまざと明らかにするからである。…

児戯にも劣る

悪の名によって指示されるべき言動が確かに存在するとしても、彼らの行いをそう呼ぶことはできない。彼らがやっていることは真実悪ではない。というのも、悪ということばはある種高貴で、信念に富み、情熱を伴った運動を表現するために使われるものであって…

口が回らず涙を涸らす、筆が走らず喉涸らす

心に湧いた情感を、漠然とした心象を、的確に表現し、適切に伝達しうることばをついぞ手に入れられなかったとき、なんともいえない無力感を持て余す。かような心情に疎い世人などは、悲しいのなら泣けばよいだの、楽しいのなら笑えばよいだの、ぽんと気安く…

何というか……ねぇ?

艦これアニメ四話までの感想。すでに巷に喧々囂々侃々諤々の賛否両論が渦巻いているわけなのでそれらを繰り返すことはしないが、俺が知りたいのは「現状、アニメに対して90点以上の高得点をつけている人がいるのか?」ということだ。今までの話の展開に非の…

区別する者、見分ける者

われわれがなぜヲタクと呼ばれるか? われわれが区別する者だからである。ヲタクでない者は区別できない。不自然に目の大きく、重そうな頭蓋をぶら下げて歩く、声変わりをとっくに終えている三十代のれっきとした女性の甲高い声でしゃべる八歳の幼女と、実存…

創り出すことと諦めること

仮に、全く疑いようがない程にはっきりと、自分が希望する状態の実現が不可能であることが明らかになったとする。そのような場合でも、さらにその不可能性を疑うことはできる。その疑い方には二通りある。一つは、これ以上ない程に明らかなその事実から導か…

開けっ放しの口

同情しろとはいわない。涙を流せと圧力をかける気もない。感情移入は義務ではなく、ろくすっぽ事情も知らず片方に肩入れするのは筋違いだ。しかし、それにしたって口さがない。無思慮であり、無配慮であり、無遠慮である。畢竟彼らは彼らの見たいものを見、…

釈尊が働かなかった理由

なんか月間ページビューが100を超えたらしい。まぁ、だからなんだというのが正直なところだ。何せ俺がやっていることは「ブログ」ではなく、単なる「公開日記」に過ぎない。俺がブロガーとしての矜持というものをほんの一欠片でも持っていれば、月間PVの向上…

褒めてやるから褒め返せ、という取引

誰も彼もが宣伝をしている。山々にすら客引きの呼び声が木霊する。海の潮騒はコマーシャルな劇伴に掻き消される。吹き抜ける風は耳元で新商品を呟き、降りしきる雨が道路の上にオシャレなフォントで「新発売」の文字を描く。誰も彼もが商人をしている。商人…

そうやってまた孤独死に近づく

お前は伴侶が欲しいのか、それとも奴隷が欲しいのか? お前は連れ合いを探しているのか、それとも財布を探しているのか? 打算がないとはいえないだろう、目論見がないと証明もできない。それでも、その種の営みだけは、理想主義者の行いであって欲しいと願…

自覚的な濫用

『知の欺瞞』を初めて読んだのは確か四年ほど前のことだったと思う。これはソーカル事件の顛末とその後巻き起こった論争に対する当事者たちの主張をまとめたもので、とてもおもしろい本である(文庫版が出ていたのをいま知った。今度買いに行こう)。私見と…

そうではない!

そうではない、そうではない! 望ましき狂気とは、好ましき猟奇とは、かくも統一と調和を欠くものではありえない。お前のそれは散乱しているだけだ、とっちらかっているだけだ! もしやもしや、心に浮かんだ徒然を、迸るパトスとやらに任せるまま、ただただ…

レイヴン、極秘の依頼だ

青春時代に触れたコンテンツ(マンガ、小説、アニメ、ゲームその他もろもろ)がその人の人格および思想の形成に対して甚大な影響を及ぼすというのは広く流布した「俗説」だと思う(だからこそゲーム脳やらオタクバッシングやらの過剰に熱狂的な運動が古今東…

せんないことだが

はてなブログの新着記事のタイトルを新しい方から流し読みしていっていつも思うのは、当然だが俺が書くような胡散臭い記事なんてほとんどないということだ。ブログを書いている大半の人が記事として取り上げるものは、自分が紹介したい時事やツールやコンテ…

荒れ野のゆりかご

たとえばすべてが壊されて、まっさら平らな更地になって、見渡すかぎりの荒れ野になれば、そこには何を建てればよいか。おそろしく堅固な城壁も、青空に突き刺さる尖塔も、綺羅びやかな伽藍の堂も、その硬さのゆえに、その高さのゆえに、その眩しさのゆえに…

救急車だってウーウーと泣く

健康な人間は嘔吐しない。青い顔して厠に駆け込む背中には大抵病魔が張り付いている。それは明らかな病の徴候である。よりにもよってこの危険信号をはしたないなどと咎める向きすらあるが、これはあまりに過酷な所見であろう。彼らとて好き好んで変わり果て…

最上の牛はクルグズに生まれるか

「アラ・カチュー」に関するニュース記事を読んだ。記事の中で一番気になったのは、現在の暴力的な誘拐結婚の実行方法は二十世紀に入ってからの「流行り」で、元々それは親の決めた結婚を拒否するために行われる単なる「駆け落ち」に過ぎなかったというもの…