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とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

ふさわしくない

はてなブログの新着エントリーにあったとあるブログを見て、こういう文章が聖書にあることを知った。

10:37 わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者は、わたしにふさわしくない。
10:38 自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしくない。
10:39 自分の魂の命を見いだす者はそれを失い、わたしのために自分の魂の命を失う者はそれを見いだす。
マタイによる福音書第10章37-39節、オンライン聖書-回復訳-

俺はキリスト教徒ではないし、聖書を通しで読んだこともない。したがって、この文章に込められた深遠なる意味や意図といったものを解釈することはできないし、実際しようとも考えていない。しかし、この文章には心を打たれた。この文章を字義通りそのまま読んだときの内容に、まったく賛同できなかったからである。つまり、俺が考え、肯定している価値観は、この文章の逐語的文意とは真逆のものだ、ということがわかったのである。自身の思考と判断を明瞭なものにしてくれる文章を名文と呼ぶなら、これは俺にとって素晴らしい名文であろう。

俺は、あなたよりも父や母を愛するから、あなたにはふさわしくない。あなたよりも息子や娘を愛するから、あなたにはふさわしくない。
俺は、自分の十字架を負ってあなたにはついていかないから、あなたにはふさわしくない。
俺は、自分の魂の命を見出して、それを失うだろう。それでも、俺はあなたにふさわしい者になろうとは思わない。