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とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

目を覆う

突発的な感情に引きずられて詩文じみた何かを書き殴るといったことをここ何年かやってない気がする。いや別にやらなければならない義務なんてないし、やっていたところで他人にとってはからかいの種にしかならないのだから、むしろ卒業できておめでとうとでもいうべきことなのかもしれないが、そのことについて少しばかりの寂寞感らしきものがないでもないのだ(?)。俺は思考のネタ探しに新着のブログ記事を斜め読むということをやるが、そこで詩文形式の青臭い情念の爆発を見かけることがときたまある。そんなときには何をやってらっしゃるんだろうかこいつらはと思うと同時に、でも俺も同じ穴暮らしのご同類には違いないよなぁと思い直すのである。多分、恥ずかしいのと一緒にうらやましいのだろう。残念なことに俺はナルシストで、今でも時折昔の黒歴史的ワードファイルを見返すことがある。中身はもちろん今となっては臭くて痛々しいものだが、そんなことが書けた時間があったことはやっぱりいいことだったのではないかと思う。今の俺には感情の爆発を詩文の形で表現することはもうできないみたいだし。それなので、今まさにそんな時間を生きている人々を見ると、何だか変に愛おしいというか、感慨深いものがあるのだ。世のちょっと「ぶっちゃってる」人々よ、せめて今だけは懸命にその法悦を貪ってくれたまえ、うん。