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とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

そうやってまた孤独死に近づく

お前は伴侶が欲しいのか、それとも奴隷が欲しいのか? お前は連れ合いを探しているのか、それとも財布を探しているのか? 打算がないとはいえないだろう、目論見がないと証明もできない。それでも、その種の営みだけは、理想主義者の行いであって欲しいと願う――などといっていると、冬にはストーブを買い足すはめになる。暖かさに飢えて、ぬくもりに乏しいまま、こたつの中で独り死ぬのだ。悲しいことだ、悲しいことだ。相手のいないその空間、相手という存在を求めざるをえないその性向。孤独死をしなければならないとは誰もいわない。しかし、孤独死に耐える強さを持つべきかどうかは意見が分かれる。それは幸福なことなのか、それは不幸なことなのか、それすらも確たる状態ではない。
まぁ、そんなことで悩んでいる人間はすべからくぼっち道を歩んでいるのだが。犀の如く独り歩め。