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とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

なお残るもの

雑記

「宗教の自然化」ということばで何を意味しようと考えているのか、未だに自分でもあまり定かではないのだが、少なくともそれは、自然科学的世界観および価値観の中で宗教的な事物をどのように位置付けるのかという問いであろうと思う。そして、「自然化された宗教」、すなわち、従来の宗教的概念の集合の中から自然化不可能なものを排除していき、依然として残ったもの、なおかつ自然科学的尺度ではうまく扱いきれずにいるものこそが、俺にとって真に重要で探求に値にする問題なのだろうと思う。いつの日か、その異物の自然化が完了したとき、人は個人として宗教的な悩みを持つことはあっても、宗教そのものの正体について悩むことはなくなるのではないだろうか。