とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

2014-04-24から1日間の記事一覧

いいがかり

キリスト教の贖罪の話は未だにいいがかりとしか思えない。イエスは人々の代わりに人間の罪を贖い、神もまた自らの子を犠牲に人間を許したのだという。でも、それが俺に関係あるのだろうか。俺が何をしたというのだろうか。犯罪者の家族が差別にあうという話…

罪を犯した者は黒と呼ばれ、罪を犯していない者は白と呼ばれる。遠藤周作にいわく、日本人にとって罪とは穢れることらしい。確かにその感覚はよく理解できるように思う。エンガチョとかもそうだし(俺は正直世代じゃない気もするが)、鬼ごっこもそうだ。あ…

ものを知らずと申せども

ここのところずっと、夜寝る前に少しずつ遠藤周作『私にとって神とは』を読んでいる。私にとって神とは (光文社文庫)作者: 遠藤周作出版社/メーカー: 光文社発売日: 1988/11メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る十日程前だったか…