とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

せんないことだが

はてなブログの新着記事のタイトルを新しい方から流し読みしていっていつも思うのは、当然だが俺が書くような胡散臭い記事なんてほとんどないということだ。ブログを書いている大半の人が記事として取り上げるものは、自分が紹介したい時事やツールやコンテンツの類か、もしくは自身の日常の雑事や心情の吐露のどちらかに概ね二分される。気づけば一年以上も書き連ねてきた我が駄文の集合体の属するジャンルの文章は、いってしまえばやはり「稀に見る」ものである。まぁ、確かにはてなブログが俺の記事みたいな胡散臭い内容であふれかえっていたとしたら、それはそれでかなり危ないとしかいいようがないので、そうなっていない現状は健全健康には違いない。とはいえ一抹の寂しさがないでもない。もう少しばかりは病んだ人間がいてもいいのではないかと思う。俺なんかとは比べ物にもならない程の、才気ほとばしり狂気しぶき散る新進気鋭の病人が、せめて片手の指くらいは、同じはてなブログに棲息していて、刺激に満ちた雅文を夜毎吐き出していてくれてもいいじゃあないかと、思ったりするのだが。同じ病室に横たわる者どうし、膿の拭い合いでもすればいいのに、ねぇ?(キモい)。