とつとつとしてろうとせず

ひまつぶしにどうぞ。

E3覚書

この前のE3で発表されたタイトルの中で個人的に気になったのは「MGSVTPP」と「Dark Souls III」、そして「人喰いの大鷲トリコ」の3作だった。まぁ正直なところ、メタルギアはやれればやってみたい程度にしか考えてない。青春まっただ中にプレイしたMGS1〜3には思い入れがあるが、それ以降のシリーズにはあまり興味をそそられなかったので(FOXHOUND部隊の設立にまつわるエピソードをやるらしいので、ストーリー的には若干気になってはいるのだが)。俺は「Bloodborne」のためだけにPS4を買った人間なので、他にソフトを持っていない(だからおそらく次に購入するタイトルはBloodborneの拡張コンテンツだ)。そのこともあって何か他に面白そうなゲームがあればやってみたいと思っていて、その候補が前々から知っていたメタルギアだったわけだ。
ところが、E3のニュースによってこの事情は変わってしまった。まず、Dark Souls IIIはディレクターが宮崎社長だと聞いた瞬間に購入が確定している。俺は宮崎ゲーの信者というよりは宮崎さんが示してくれる世界観とそのセンスの虜なのだろう(信者には違いない)。Bloodborneもゲームとして不満だった点がいくつかあるが(一番はキャラのビルドによってプレイヤーの個性が出しにくくなったことかな)、それでも俺は、当初からの予想通り、このゲームがとても好きになった。DS3にも大いに期待しているし、買って不満に思うことはあっても、後悔することは(多分)ないだろう。
しかし、報せを聞いて最も胸が高鳴ったのは無論のこと「トリコ」だ。調べてみて改めて驚いたが、発表から6年以上経ってようやく現状にこぎ着けたらしい。トリコが出るらしいと知ったのがいつのことだったのかもう思い出せないが、Icoもワンダも大好きな身としては、2016年発売予定の報せは今年聞いたニュースの中で最も喜ばしかったものの一つかもしれない。何にせよ、(無事に発売されるとして)トリコの購入は絶対である(Icoとワンダが好きな人間の内、あのトレイラーを見て興奮し、また少しの切なさを感じなかった人が果たしてどれだけいることか! マンネリだなんだという人はゲーム性に期待してそういっているのかもしれないが、これらのゲームがプレイヤーから期待されている要素はそれに尽きるものではない)。
つまり、BloodborneのDLC、Dark Souls III、人喰いの大鷲トリコは買う。忘れないようにしよう、うん。